一章 変わりない日常

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一章 変わりない日常

ーーー僕には音が聴こえない 言い方を変えれば音以外のものを感じ取ることが出来る。 一体なぜ。 一体どうして こんな風に産まれてしまったのか。 悩む時期もあり苦しむときもあった しかし けれど それを考えても答えが見つからないのは。 皆目見当もつかないのは 本人である 僕が一番分かっていることだった。 そして 唯一考えでたものは 頭からよぎったものは ただ必死に生きる事 けして 僕の身体に合った世界ではないけど それでも 僕は もがくと決めた だから僕はこの学校。 普通の学生が通うこの全日制に進学をした 。 不便がないといえば嘘になるが。 嫌ではない それは多分 人の温かさが身にしみるからなのかもしれない。
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