一章 変わりない日常

2/3
前へ
/6ページ
次へ
ーーーいつもの海沿いの道を ただ学校にむかい歩く 風が涼しく。潮の香りが漂うこの場所。 この景色が僕は何気に気に入っている。 ただ一つ難点は 歩道が狭いという事。 かと言って 車道を歩く事。 自転車に乗って登校する程 僕には勇気がない。 だから なるべく 端を歩く 歩いて20分程で学校に着く。 潮風で少し錆びた鉄の門が 古びた校舎が優しく僕を迎えいれてくれた。 行き交う生徒。 どんな話をしているのか 笑いながらどんな事を言っているのか まるで置いてかれてる気がして 胸が苦しくなったときもあった。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加