兼光響の苦悩

6/27
前へ
/99ページ
次へ
「って!!誰だよ!!!!!」 気づくと俺は足元にあった石ころをそいつらに投げつけていた。 「新屋敷!こっち!!!」 「……あなたは……」 呆けている麗奈の手を引っ張ると一目散に駆け出した。 「お前、なんだってあんなところにいたんだよ!」 走っている最中に聞いたけど、まるでこたえる気のない麗奈。
/99ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加