第1章

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でも 、こうやって朝メシを用意してくれるってことは案外そんなに怒ってないのかも。 うん、何気ない感じで話しかけたほうが良い気がする 「お、うまそうな匂い。今日は何の味噌汁?」 妻の背中がピクリと震えた 包丁の音も止まった 「今日、麩の味噌汁よ」
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