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潤
私の名前は、都丸 潤(とま じゅん)
これでも、ピチピチのアンビエント高校１年生。
この学校は、去年迄男子校だったのだけど、少子化の影響か今年から共学になったみたい。
で、校名も分かったような分からない名前。
なので、当然先輩は皆 男子。
共学１年目なので、クラスは男子25人に女子10人。
入学式なんて、先輩達がこぞって見に来てたんだから。
私の高校生活の一番目標は、彼氏作る事！
うん！
絶好な環境。
でも、私って家からの縛りがキツイんだ。
門限は、９時。
それに、アルバイト禁止なのにお小遣いは三千円。
これじゃあ彼氏出来ても、デート出来ないよ！
だから、思いきってお父さんに
「ねえ、私も高校生なんだからお小遣い三千円は、ちょっと安くない？」
「それに、アルバイト禁止なんだし！」
お父さんは、ちらっと私の顔を見て
「何か欲しい物あれば、何に使うかさえ言えばいつも渡してるだろ」
「でも、お父さん！」
「高校生になったら付き合いも広がるんだよ、三千円じゃジュースも毎日買えないんだから」
お父さんは、吹き出して
「ジュース買いたいんだったら、千円値上げしたる」
「それで、文句無いな！」
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