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貴方が散歩をしていると、突如雨が降ってきた。天気予報では何も言っていなかったのに。
近くの屋根のある駅まで走っていくと、椅子に座り、本を読む少女が居た。
貴方には気付かないようで、ただ黙々と本を読んでいる。
「こんにちは」
挨拶をして、貴方が隣に座る。
少女は少し驚いた様子を見せて、
「こんな所に来らいけませんよ」
と、言ってきた。
貴方が首をかしげ、瞬きをすると、昔駅があったのだろうこの場所に、墓がいくつもあった。
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