自覚した気持ち

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取り敢えず着替えた俺は貴史のいるリビングに向かう。 「貴史、お風呂あがったよ」 ソファーに座ってテレビを見ていた貴史に声を掛けた。 「俺の部屋二階だから、上がって待ってて。俺も入ってくるから」 やった…貴史の部屋に入れるんだ。 うきうきしながら階段を上った。 部屋は、この前見たのと同じモノクロ調でまとまったシンプルなかんじ。 男の部屋とは思えないくらい綺麗だな。 …貴史って男が好きなんだよね。 ってことは、ゲイの人が見るようなそういうやつも持ってるのかな。 というか男同士ってどうやってするんだ? あれとあれを抜きあいっこ…とか? ヤバい、変なこと考えるのやめよ。 恥ずかしくなってきた。 ベッドにでも座っておとなしく待っていよう。
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