自覚した気持ち

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その日はそのキスだけだった。 雨が止んで、俺の服が乾いたら、貴史が家まで送ってくれた。 夜、ベッドのなかで貴史の熱を思い出して、恥ずかしかった。 でも幸せだった。 俺が告白したら、もっといろんなことして、俺をいっぱいに満たしてくれるんだろうな。 貴史に気持ちを伝えたいって思った。 貴史は俺への好意を行動に表してくれてる。 俺だって貴史に何か返したいよ。 貴史が大好きなんだよ。 その想いはどんどん膨らんでいってる。 いつか溢れてしまいそうだ。
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