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キスしたらやっぱり女の子の方が良くなったとか、
俺とキスしてみたら幻滅したとか、
想像したくもないのに考えてしまう。
「貴史……何でよ、」
俺のこと、好きじゃなくなった?
今日も一緒に帰る約束を断られて、机に伏せていた。
一人で帰るのは寂しいよ…
「真咲!寝てんの?」
ふと頭上から聞こえた声…
尚人だ。
顔をあげて尚人を見る。
「……お前、最近元気ないけど、なんかあった?」
やっぱり、尚人にはわかっちゃうんだなあ…
「真咲、話してよ」
尚人になら話してもいいかな。
「実はさ…」
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