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尚人にはすべてを話した。
俺が貴史と付き合っていること、
まだ気持ちは伝えていないこと、
キスしてから避けられていること、
俺が…貴史が好きだということ。
尚人は静かに聞いていた。
男同士、ということは受け入れてくれるやつだと思ったから話した。
「…真咲、お前は自分の気持ち伝えるべきだよ。佐伯がどう思ってるかなんて分からないけど…」
俺もそう思ってたよ、尚人。
「俺に言えるのはそれだけだけど、なんかあったらまた相談のるからな。一人で抱え込むなよ」
「ありがと、尚人」
良い親友持ったなあ…
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