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聞こえないくらいの声で仁は小さく呟いた。
「本当に使えない刀だな」
ひどい!
仁!
それは本当のことだから言わないで!
「あとは真文の支給品だな。
確か真文の支給品は夜に届くはず。
これでスキルの種が出なきゃ誰も能力者にはなれない。
和也なんか運が444もあるんだからスキルの種がきてもいいはずなんだがな」
「良いとこなしなんだからそれを言わないでくれよー」
「ははは」
こうして二人で夜までくだらいことを雑談しながら時間が経過していく。
――――――夜
ピリリリリリリ
いつの間にか夜になり俺の携帯が鳴る。
着信相手はもちろん真文だ。
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