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俺と同じく竹刀を持ち、静かな空気を匂わせ立っている。
さらに真っ直ぐ構えられた竹刀。
どうやら俺と同じ歳くらいの青年のようだがすばらしく美形であった。
髪は金髪で背は170後半くらいだろうか。
どことなく不思議なオーラが漂っている。
青年は目を開けると居合い切りのような構えをとった。
シュッ!
!!!!!
青年がまるで刀を抜いたと錯覚する程のスピードで竹刀を振った!
目で追えるような早さじゃない!
カッコいい…………。
呆然と見とれていると青年は俺に気づきこっちを向いた。
しばらく見つめ合うようにお互いをみる。
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