446人が本棚に入れています
本棚に追加
―――――――――――――和也
アパートに着き階段を駆け足で上る。
ドーン!
!!!!!
俺の部屋の方から凄まじい音が聞こえた。
「なんだ!?」
急いで階段をか駆け上がり自分の家に入る。
「あっおかえり!」
仁が帰ってきた俺に気づき、にこやかに声をかけてきた。
仁の足元に木が転がっている。
原型は体半分くらいの丸太だったに違いない。
木は真っ二つにえぐられたような形で転がっていた。
さらに仁の手に装着された爪は無残にも3本爪の全てが潰れるように壊れている。
「何やってたの!?」
「いや~ちょっと新しいことに挑戦したら思いのほかに衝撃が凄くて」
「あっそー。
うちを壊さなきゃなんでもいいけど」
「よしっ!
真文が帰ってきたら今日はみんなでパーティーだ!」
「こんな時にパーティーかよ!」
「こんな時だからだよ…………みんなで幸せを掴むんだ」
現在の時刻は夜7時。
24時間後にゲームが始まる。
最初のコメントを投稿しよう!