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「ありがとう。和也」
「さあ。寝ようぜ」
部屋に帰り、横になると俺はすぐに寝つけた。
―――――――次の日
いよいよ、ゲーム開始当日だ。
俺らはなるべく沢山寝ようと四時まで寝た。
ゲーム開始は夜の7時だから徹夜をする可能性が高い。
なにしろ誰に狙われるかわからないゲームだ。
今日から一週間寝ないことだってあるかもしれない。
本当は五時まで寝る予定だったのだが、四時にけたたましいサイレンが街中に響いた。
それはまるで空襲警報のようなサイレンであった。
『サポーターの皆さんは本日7時以降の外出は控えて下さい。』
この言葉は永遠に流れてる。
現在の時刻は夕方6時。
あと一時間でゲーム開始だ。
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