ゲーム開始、一日前

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みんな用意も整い、あとはゲームが始まるのを待つだけだった。 俺は布の服に布のズボンに着替えバッチを胸につけ闇刀を腰につけた。 仁は爪を右手に装着する。 真文も着替えてスキルの種をすぐ飲み込めるように手に持って準備をしていた。 ――――――6時45分 サイレンでの放送が止み、街は静けさに包まれた。 テレビをつけブジテレビにまわすとカウントダウンの数字だけが表示されていた。 その数はみるみるうちに減っていき、ついに残り五分になった。 ここで映像が切り替わり、中峰美奈子が出てきた。 「全国の皆様。 あと少しでゲームが開始されます。」 俺らはみんな緊張してしまいずっと無言であった。
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