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だがあのピアス野郎はここで仕留めなきゃ確実に情報が回りそうだ。
そうなれば真文は常に狙われることになる。
「さて、そろそろやりあおうか。
早くあの女の子にも対面したいしね。
ちなみにさっき言ったけどSGで君のデータ見たから俺の方が戦闘に長けているって知ってる。」
ピアス野郎はバックから銃を取り出した。
「安心しなよ。
俺のは普通の銃だから。ただし弾は永遠になくならない銃だけどね。
なんか弾の原料は空気みたいで何発撃っても銃倉は常に満タンなんだ。
説明書に書いてあったんだ。」
やっぱり銃かよ。
勝てねえだろ。
漫画じゃないんだ。
こっちは刀だぞ!?
ダメだ!死ぬ!
それがわかってるから向こうもペラペラ喋るんだろうな。
明らかに銃と刀って……
俺は闇刀を見た。
「………………」
さっきみたいに喋ってはくれない。
銃口が俺に向けられた。
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