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「でもなんでドラゴンの時はあんなに動揺してたの?」
『当たり前やろ!こんなしょぼいのとは訳が違うねん!あんなビル燃え尽くすような炎が当たったら死ぬわ!』
「何をごちゃごちゃ一人で喋ってるんだ!」
ピアス野郎は銃を打ち続けた!
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
煙は弾の弾道に合わせ自動で動く。
ことごとく弾はまるで柔らかい壁に当たったかのように地面に落ちていった。
「クソっ!」
やつにお構いなく俺は闇刀に話しかける。
「でもなんで閃光はでなかったんだい?
なんでずっと黙ったまんまだったの?」
『なんでなんでうるさいちゅーねん!
簡単や!閃光はお前に力を貸したくなかったから!んで喋らなかったのはお前の姿見ててオモロかったからや!
わかったらささっとケリをつけえや。』
「わかった。」
『まずサクッと、あの銃を持ってる右手を切ってその後は一気に心臓を刺せ!
それでおしまいや!』
「怖いよ。俺、人を殺したことはないんだ。」
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