覚醒

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「とにかく和也!下に様子を見に行こう!」 俺は仁の呼びかけに応じて闇刀を手に部屋を出た。 もちろん、仁の腕にも爪が装着されている。 走りエレベーターに着いた時また銃声の音が鳴り響いた。 パンッパンッ パラララララ どうやら銃撃戦になっているようだ。 「これって下からじゃなくて上から今銃の音がしなかった?」 「だな。和也、どっち見に行く?」 え?バラバラに見に行くの? 「俺は下を見に行く。 和也は上を頼むな。」 仁はエレベーターに乗りさっさと行ってしまった。 「くそ!」 俺はビビりながらも非常階段から屋上に上った。
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