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パラララララララララ
煙が俺をガードするかのように動く。
ボニュとしていた音が重なるたびに押されるようにドゴっと何回も音がする。
「おいおい!
やっぱりあのサブマシンガン特別だ!
まるでショットガンみたいなのがどんどん飛んでくるじゃないか!」
そいつは地面に着地する直前までサブマシンガンを撃ちつづけてきた。
「嘘だろ!三階の高さから飛び降りて何ともないのかよ!」
着地後にすぐさま敵は懐から何かを取り出し投げてきた!
手榴弾だ!
三個ある!
『後ろに飛べ!』
「うわっ!」
俺が後ろへ飛ぶと同時に目の前には壁のような煙がはられた。
パラララララララララ
サブマシンガンの弾が手榴弾に命中したみたいだ。
ドゴーン
凄まじい爆風が吹き荒れる。
後ろに吹き飛ばされた。
壁に叩きつけられた衝撃で痛みが伴う。
「いってー。」
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