覚醒

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肩が熱い。 なんだ? 真後ろに敵が立っており俺の左肩はナイフで貫かれていた。 「ヴアアアアアアアアアアア.....」 肩からまるで熱を帯びたような刺激が全身に走る。 ありえないって……………… 煙が至近距離から相手にタックルするようにぶつかった。 敵が一瞬ひるむ。 『10mそのまま後ろに退くんや!』 「ヂギシヨ…………」 ナイフが刺さった左肩がジンジンと痛い。 レベルが違いすぎる。 相変わらず敵は無表情でこちらに火炎放射器を向けてきた。 『昨日の技を放て!』 やけくそだ! 俺は片手で刀を持ち上げ振り下ろした!
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