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――――――――――沖田総司
もうすぐだ。
約二時間半飛び続けた僕と義経さん。
大阪に入り目指していた難波にあと少しで着く。
懐かしいな。
帰りに京都にも寄りたい……。
いや今回は遊びで来たんじゃないんだ。
「総司殿。難波が見えたぞ。」
僕と義経さんは高度を下げ着地した。
降り立ったところは大きな商店街だった。
現在朝方4時。
空は太陽の光を射すにはまだ暗い時間である。
「どうしますか?義経さん。」
「別々に別れて周りの戦いの様子でも偵察しに行きますか。
何か黒の盗賊のことがわかるかもしれない。」
「そうですね。
何かあったらSGで連絡を取り合いましょう。」
僕は義経さんと別れて商店街の町並みを歩き始めた。
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