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刀の先に広がっていく氷の世界。
敵は見事に体中がピキピキと音を立て一瞬で凍りつく。
それどころかその周りも凍っていく。
刀は凍った地点まで到着しその190cmの奴の体を貫き氷は音を立てて崩れ去った。
「義経さんか」
僕は刀を元に戻し鞘にしまった。
「いやー総司殿。
おいしいとこもらっちゃって悪いね!」
フライシューズで義経さんが空から降りてきた。
「もらったんじゃなくて義経さんが奪ったんですよ」
「本当に悪いね」
義経さんは氷を操るスキルの種を飲んでいる。
本気を出せば300mくらいは凍らせることができると前に豪語していた。
「つい空から見てて攻撃しちゃったけどこの男なんなんだ?」
「黒の盗賊の一味らしいですよ。」
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