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にやにや笑うこの金髪さらさら青い瞳の男であるクロヴィスに言われ、むっとしたように僕は、
「そんな意地悪、言わなくて良いじゃないか。町はすぐそこなのに」
「だが魔力の気配、あれは魔法を発動させようとするものだ。だからお前は魔法使いであり、魔法使いなら戦闘の実習も必須だから、戦う力がないとは思えないんだよな。あんな雑魚に」
「うう……まだ慣れていないんだ」
「まあいい、そろそろ助けたお礼を貰おうか」
そういうキャラだったかなと思いながら僕は、
「幾らでよろしいのでしょうか」
「そうだな……」
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