第1章

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 ゲームの世界だと、確かこの道をまっすぐ行けば主人公達が住んでいた町があったはず、と思いつつ歩きだした僕だけれど。 「確かこういった道でも、敵のモンスターが出るんだよな」  この辺りでよく見かけたのは、四角い緑色の箱が宙に浮いているようなものだった。  確か土の精霊が敵側についたおかげで出来たものだったはず。  草むらから突然出てきて攻撃をしてきて、倒すとたまに回復の薬草やら素材を落としてくれているので初めの方は重宝した。  そう、初めの方は。
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