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「ところで、その城の魔法瓶とやらはどこにあるんだ?
今までここで見たことねぇが…」
バードがさりげなく核心に近い質問をした。
魔法瓶そのものは安い。
あくまで一般的な話だ。
ただし、魔力が込められたものであれば価値が文字通り桁違いになったはずだ。(と、バードからちらほら聞いていた。)
「よくぞ聞いてくれましたー!
私が帰ってきたついでに城を改めて案内しようとしてたの。
ついでに魔法瓶保管庫も見せてあげるわ!」
…と、いうことで唐突に、神の城体験見学ツアーが始まったのだった。
こっちの世界でそんな言葉あるかは知らないけどね。
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