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「…と、言うわけで助けに来てやったわけだ!
感謝しろよな!」
…と、
バードは達成感を得たようなドヤ顔でそう言い切る。
うん。
何だかイラッときた。
というわけで、
目の前に迫ってる探知魔法のことをそのままスルーすることにした。
あの探知魔法は、
大きな魔力(強い人)に引き付けられるようで…しっかりバードを狙ってたし。
「まあ、俺だからここまで助けに来れたんだからなっ
―バツンッッ―
うわっ!」
…良い気味とは決して思ってないからねっ!
…バタッ
って、真面目にバードが気を失ったようだった。
…だっさ。
まあいっかー。(棒)
そこに、二人の足音が近づいてきた。
「あ…あんたたち!」
大の字に気絶していたバードを踏みつけつつ、
クロとエリサとの再開を果たしたのだった。
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