新撰組の呼びかけ

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「は……い……ぃぃ~」 おじさんが眠そうな顔で起きてきた。 「すみません!バッチが支給品になるんですね!」 言ってる意味が全然わからないけど慌ててるようだからどうやら目は覚めたな。 スタッフが話を始めた。 「え~報告によると渋谷和也様が10点、古手川仁様が10点、工藤真文さんが10点、五十嵐健介様が7点で間違いないですか?」 昨日のメールを送る前にみんなで話し合い、10点以上あってもしょうがないのでおじさんに4枚足して7点にすることになったのだ。 何か貰えるわけじゃないから意味はないのだが…。 「はい。」 仁が返事をした。 「ではそれぞれご自身のバッチを含め提出をお願いします。」 「今取ってきます。」 真文が小走り気味に部屋の金庫に閉まってあるバッチを取りに行った。 俺は胸からバッチを取りスタッフに渡す。 仁も同じだ。 「はい。こちらは確かに受け取りました。」
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