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「目が覚めたか!ボウズ!」
入ってきたのは肉まん野郎こと土方歳三だった。
後ろには仁、真文、吾朗、おじさんがいた。
「よかったなー!和也!目が覚めて!」
吾朗が喜んでいる。
「やっぱり私の回復のおかげだね。」
真文が自信満々に言う。
「全く。無茶しすぎだ。あの姿になったら体力が激減して寝込んじゃうんだろ?
本番じゃなくてテストだったんだからあんなに無茶はしなくていいんだ。」
仁が冷静に言う。
そうか。テストだったのか。
「私も初めて見たけど、あの姿、めちゃくちゃ怖いね。」
真文は怖がる仕草をしている。
「テストは全員終わったからな。
お前らの役割も決まった。」
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