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ライオンはまだうなり続けている。
「大丈夫よ。」
卑弥呼さんはしゃがんでライオンに手を差し出した。
「クゥウウ」
!!!!!
一瞬でライオンは静かになりまるで卑弥呼さんを慕うような目つきに変化した。
どうして?
「さあ。時間がないわ。このライオンはあなたが治しなさい。」
「私が治すんですか!?」
「そうよ。そのためにあなたを連れてきたのだから。」
怖い………。
「あなたはここで嫌って程、治療すればだんだんとレベルは上がっていくわ。」
私は恐る恐るライオンに近づく。
動物は好きだけど……………
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