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優しくそっと手を出そう。
私はライオンの頭部にソッと触れた。
ライオンは噛もうか噛まないか悩んだのだろうか?
ゆっくりと私の光を受け入れてくれる。
「上手だわ。
傷口を治してあげて。」
卑弥呼さんに言われるがままにまずは一番大きな背中の傷口に触る。
キュイーン。
徐々に傷口が回復してきた。
しかし、この沢山の傷を治すのには何カ所も光を当てなければいけない。
時間がかかるな。
「次のステップへいきましょう。」
卑弥呼さんはさらに何かをすすめるために考えていたようだ。
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