修行

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私はそっと目を開けた。 !!!!! 「上手だわ。」 卑弥呼さんはそっと手を叩いた。 光はライオンを大きく包み込み様々な箇所を治癒している。 「うっ!」 急に吐き気がし意識が遠のき、さらに目眩が同時にやってきた。 なに? うっ! 私は光を出すのを止め座り込んでしまう。 「はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ。」 気持ち悪い…………。 「それがスキルの種の副作用よ。 慣れないうちから多用したりレベルが低いうちから使いすぎるとこうなるわ。 沢山治せばレベルも上がるし徐々に頑張りましょう。」 どうやら卑弥呼さんの修行は生半可じゃなさそうだ。 私は少し恐怖を感じた。
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