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優君はワナワナと体を震わせ怒りに満ちている。
表情は優君とは別人そのものでヒシヒシと邪悪な雰囲気が漂ってくる。
これが沖田総司?
「優君!話さなくていいよ!」
俺は思わず止めてしまった。
「ごめんね。和也君。
今は話すと怒りがおさまらないんだ……………………でも全てが終われば笑って話せるような気がするんだ。」
「わかった。
大丈夫だよ。
俺はもう何も聞かないよ。一緒に二回戦、生き残れるように頑張ろう。」
「ありがとう。」
いつもの優君に戻った。
良かった…………………………正直殺されるかもしれないと一瞬感じてしまった。
もの凄い殺気だった。
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