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「卑弥呼さん!やりすぎです!」
優君がすかさず怒ってくれている。
ダメだ………
パニックで意識がとびそうだ。
おじさんは大爆笑している。
いつか殺してやる!
みるみるうちにベッドのシーツに血が染み渡っていく。
「ギャアアア!早く治せ――――――――!」
「わ、わかった!」
真文の手が俺の右太ももにあてられる。
キュイーン!
パアアアア
真文の手に光が集まる。
「お願い治って!」
…………………………………………………………………
「治りません!」
真文は慌てた。
「どいてなさい。」
おっとりした卑弥呼が真文をどかし俺に近づいてきた。
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