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俺達が空港に来たのは仁の親に真文の親、兄弟が海外に避難するので送りにきたのだ。
親はゲームに参加したことを激しく激怒していたが、最後には納得し涙のお別れが終わった。
「ふ~。もうほとんどの人が避難したみたいだな。」
仁が一仕事終えたみたいに溜め息をついた。
「もう日本にほとんど人がいなくなったなんて信じられないね。」
真文も修行の疲れもあるのだろうか?
だいぶ疲れが溜まっているみたいだ。
特に真文の疲労は明らかに多いだろう。
スキルの種の使いすぎでだいぶ輸血を繰り返したらしい。
最初は多大なる輸血をしていたが最近は回数も落ち着いた。
俺達は互いの疲れを確認するように歩き空港の外にあるハンビーに向かう。
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