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ズガガガガガ
優君の靴がエンジン音みたいな音を奏でだした。
確か東京タワーのゲートで説明してたけどフライシューズだっけ?
「優君は攻撃側で何の班なの?」
優君の体が5cm程浮き上がった。
「僕は第一班だからジェット機に乗って大阪に行くよ。
だからこれから羽田空港に向かうんだ。」
あの一番嫌な班か………………
「優君!俺絶対生き残るから!」
「うん。お互い頑張ろう。
それじゃあ。」
ドシューン!
優君はあっという間に空に消えていってしまった。
俺はなぜか走りたい気持ちになり一気に東京タワーまで行くために足を動かし始めた。
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