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気がつけば周りの人混みが減っている。
みんなそれぞれの持ち場へ散っていってるのだ。
少し離れた道路にガタガタと音をたて見たことある乗り物が走っていく。
迷彩色の巨大な体に火砲が搭載されベルトコンベアがグルグル回っている。
あれは戦車だ!
しかも一台ではなく五台並んで走っていく。
あれ支給品か!?
リアルな音が辺りに響き渡る。
意外と戦車が進むスピードって早いんだな。
遅いものだと思っていた。
「もうすぐだ。」
仁の表情は真剣だ。
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