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部屋の扉を開け俺は外に出た。
そういえば次にこの部屋に戻ってくるのはいつになるのだろう……。
ずっと寝られないのは嫌だな………。
ただ寝ることさえ許してもらえないのは間違いない。
みんなはもう行ったのかな?
俺は一人でホテルを出た。
ベランダから見た夕焼けの空が広がっている。
まだもう少し日が落ちるのは先だな。
誰もいない道路をただ真っ直ぐ歩いていき目の前に大きくそびえる東京タワーを目指す。
ここも何時間後には戦場になっているのかな?
そんなことを考えながら下を見て歩く。
ん?
ふと顔を上げ目の前を見ると少し離れた先には優君が立っていた。
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