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鎖が絶対何があってもほどけなくなるくらい縛り上げそれを自分の目の前に浮かせ盾にする。 首がない死体からはドロドロと血が流れている。 くっ! 自分でやっておきながら吐き気がする。 赤い目印の軍団はそれを見て恐れたのか悲鳴を上げ始めた。 女の悲鳴も聞こえる。 女がいたのか! 殺したくないな。 仁の方を見るとためらいもなく爪で何十人も切りつけていってる。 あまりにも凄すぎて何も言えない。 俺は人間盾を防御道具にして敵の方へ走り出した。
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