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人がまばらに沢山いる。 おじさんはそういえばまだホテルで寝てるんじゃないか………? 相変わらずおじさんらしいと俺は一人で笑ってしまった。 「何笑ってんだ?」 仁に聞かれる。 「いや。おじさん、多分まだホテルで寝てる。」 「マジで!?それ………緊張感ないというかなんというか………」 エレベーターを出て展望台を回っていると真文と吾朗がいた。 他に知らない女の子が2人一緒にいる。 なにやら少し楽しげに話している。 「よっ!」 俺と仁が話しかける。 「とうとうゲーム始まったね。」 真文の顔は若干暗い。 「あっそうだ! この子達ね~私たちがグランドホテルに泊まってた時のおじさんが言ってた女子高生だよ!」 真文が知らない女の子2人を紹介した。
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