鬼-2-2

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「グゥ!」 義経様…………申し訳ありません………。 なんとしても屈辱をはらしたいのですが……… ガガガガガガガガガガガガガカ フライシューズにも重さに耐える限界がきている。 ミシミシ 上からの重さに首の後ろの骨がミシミシと音をたてた。 「あはは♪ もう限界なんじゃない?☆ 早く下に沈んじゃいなよ♪」 「グウ!」 頭蓋骨さえも重さに耐えきれずへこんだような気がする。 「ゲボッ!」 脳にのしかかる重さにより吐き気がし、嘔吐してしまった。 ダメだ! もう耐えきれん。
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