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『和也!聞きや!』
「なに?」
俺は車を降りながら闇刀の突然の呼びかけに答える。
〔逃走!逃走!〕
俺が車を降りるとハンビーは走っていった。
『近くにめちゃくちゃ強い感じの奴がいるんや。しかも二人。
一人は東京タワーの上。もう一人は沢山いる鬼の奥にいるで。』
マジかよ!?
「どれくらい強いの?」
『おそらく総司と同じくらいの強さや。』
ゲッ!
勝てるわけねえじゃん!
『本当に全力でいかなアカンで!
ワイは逃げることを勧めるが真文って子助けるんやろ?』
……………………。
当たり前だ!
「闇刀!一緒に命をかけてくれ!」
俺は闇刀の柄を握りしめた。
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