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溜めるのに5秒。
閃光を飛ばす技のように刀に煙を集め、溜める体勢をとる。
ボワッ!
キュイイィイン!
黒い煙は黒く光り輝き始めた。
普段はここで溜め終わったら閃光を解き放つが、俺はその光を刀の先端に徐々に伸ばし始めた。
みるみる刀の先には黒い光が伸びていき、刀がまるで伸びていくように巨大な刀が形成されていく。
優君の菊一文字の能力を真似た技だ。
「うぉおぉお!」
黒い刀身はさらに伸び続ける。
もうそろそろ良いだろう。
長さは10m以上にはなった。
大勢の体を真っ二つにしてやる。
「仁!
ジャンプしてくれ!」
俺は伸びきった刀を渾身の力を込め持ち上げた。
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