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鬼はすぐそこまで迫ってきていた。
「うぉおぉおりゃああああ!」
刀身が10m以上になった真っ黒な闇刀を一気に横に振る!
スパ―――――――――――――――――――――ン!
何も斬った感触はない。
それ程闇刀の切れ味は良い。
そして斬っていく途中に見た物は俺の予想を遥かに超えた快感ですらあった。
巨大プリンを横からサックリ包丁で切るような………。
鬼達の上半身。
お腹辺りからどんどん横に斬っていく。
歩いているおもちゃのロボットを横に斬ったら上半身は綺麗に地上へ落ちていくだろう。
そのおもちゃが鬼に変わっただけである。
血を撒き散らし体は真っ二つになると上半身は次々に地上へ落ちていく。
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