鬼-2-2

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俺はビルの影に隠れた人物を確かにみた。 人影がした方に一瞬で放てる火炎弾を手から細かく弾き出す! 「出てこい!」 ボッボッボッボッボッボッ! パシュン! 影から光の矢が飛んで火炎弾が相殺される。 そして影から人がついに現れた。 髪は坊主で体格はかなり小さい。 下手したら中学生か小学生だぞ! 手にはその体格に似合わない大きい真っ白な弓が持たれている。 俺はそいつの目の前に着地した。 「はじめまして。 僕は黒の盗賊に所属しています。 役職は闇一休です。 よろしくお願いします。」 役職!? よくわかんねえがこんなガキが黒の盗賊の主要メンバーなのかよ!
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