鬼-2-2

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また天井が崩れ落ちた! しかも人が多く集まっている場所に…………。 「無重力★」 天井から誰かが泳ぐようにゆっくりと降りてきた。 パーマがかかっているスラッとした体に黒のロングコート。 他にも黒色が目立つ。 顔は外人というやつだ。 「はじめまして♪ 北の皆さん♪ ちょっとあるところに行く途中に新幹線が見えたので寄り道をしてみました☆」 トッ。 ゆっくりと地面に着地し周りを見渡した。 大勢が周りを囲み人混みにより見えなくなってしまった。 ただ周りは緊張感からか無音なので奴の声だけは聞こえた。 「それではみなさんさよなら♪」
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