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「なんだ?こいつ!?」
闇桃太郎は少し戸惑っている。
スキルの種みたいな力が武器にもついてることがあるってのを知らないのか。
「ガォオオオオォオォオォオォオオォオオォオオォオオオオォオォオォオォオ!」
たてがみは腰の位置まで伸び続け髪の毛全体が逆立ちをしたように激しく揺れ銀色の毛がキラキラと輝く。
右腕が変化を始めた。
腕が本物のライオンの腕のように変化し爪が溶け込むように一体化していく。
さらに左腕からはどこから生えてきたかわからないが右腕と同じような爪が生えてくる。
第一段階だとここまでか。
やはり今はこれ以上は無理だ。
しかし、腕と足の痛みは和らぎ、足もかなり軽く感じる。
「時間がねえんだ。
一気にいくぜ。」
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