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敵がいる位置をよく見定める。
スピードは本当に早すぎてコントロールできないからな。
足にゆっくり力をいれる。
敵の方へ……………。
シュッ!
一瞬で闇桃太郎のわずか30cm目前に行くことに成功した。
爪を振りかざしたためにスピードが大幅に落ちる。
「なに~!?」
敵は刀でガードする格好をした。
俺は振りかざしている手とは逆の手を自分の目の前に伸ばし時空の扉を作り上げる。
「なんだこれ!?」
目の前にできる体半分くらいの歪み。
空間が大きく歪む。
くらえ!
その歪みの中へ俺は切りかかった。
同時に闇桃太郎の背後に俺が歪みの中へ入れた爪が現れる。
ザシュッ!
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