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バリバリバリバリバリバリバリバリ!
さらに血を使い電力を上げていく。
ちゃんとした人間ならすでにショック症状や電圧に耐えきれず死んでいるはずだ。
だけど、感電しながらも奴の目は僕を見ている。
薄く瞼を開き、全ての生き物を否定するような死んだ目で。
ゾクッ
殺される!
そんな感情が突然フッと湧き出る。
何故だ!?
こっちが勝っているのは間違いない!
恐怖なんか関係ない!
こいつだけは今すぐにでも殺さなきゃ!
相手の肩から斜めに身体を真っ二つにするために。
僕は狙いを定め刀を振り下ろした!
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