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水を腕の部分だけ硬質化させ釣り糸の衝撃に耐える準備をする。
バコーン!
「ぐわっ!」
激しい衝突後、硬質化させた部分が糸に負け貫かれ十字にした上の腕に刺さる。
凄い衝撃だ。
煙が段々と広がり敵の姿が見えてきた。
「危ないやっちゃ!
ほんまに!」
刺さった糸がそれと同時に抜かれる。
!?
マジかー。
非常に残念な結果を目の当たりにする。
敵は腹部の服こそ破れたものの無傷だった。
どうやってガードしたんだよ!?
『和也。アレいこうや』
いつも闇刀はアレって言うよな。
「わかった。アレな」
『おそらく1日は寝込むやろうけどしゃあないやろ。このままじゃ怪我が増えていずれ死ぬわ!』
「もしアレでも勝てなかったら?」
『そん時はそん時や』
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