二回戦中盤(決着の始まり)

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水を腕の部分だけ硬質化させ釣り糸の衝撃に耐える準備をする。 バコーン! 「ぐわっ!」 激しい衝突後、硬質化させた部分が糸に負け貫かれ十字にした上の腕に刺さる。 凄い衝撃だ。 煙が段々と広がり敵の姿が見えてきた。 「危ないやっちゃ! ほんまに!」 刺さった糸がそれと同時に抜かれる。 !? マジかー。 非常に残念な結果を目の当たりにする。 敵は腹部の服こそ破れたものの無傷だった。 どうやってガードしたんだよ!? 『和也。アレいこうや』 いつも闇刀はアレって言うよな。 「わかった。アレな」 『おそらく1日は寝込むやろうけどしゃあないやろ。このままじゃ怪我が増えていずれ死ぬわ!』 「もしアレでも勝てなかったら?」 『そん時はそん時や』
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