二回戦中盤(決着の始まり)-2

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やっかいだ! そして、殿! すみません! ニセ桃太郎は仕留め損ねました! 「さあて。もう一度聞きます。その織田信長はどこにいるのです?」 禍々しい殺気が漂ってくる。 なんだこいつ!? こんな邪悪な殺気は今までに感じたことがない! 「答えるまでもない!」 「何故です?」 こうなったら嘘をついてでも………… 「実は新撰組の局長はこの俺! 豊臣秀吉だからだ!」 「そうなんですか。それは少し驚きました」 ハッタリだがびびったか!? 「案外北も弱そうな人が一番強いんですね」 失礼な奴だ! ミラはユラユラ身体を揺らし始めた。 「局長さん。早速ですがあなたには死んでもらいましょう」 くっ! やっぱりそう来るか!
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